通関実務計算式第54回

第54回 通関実務 第11問

出典: 第54回(2020年)通関実務 第11問(配点2点)税関公式の試験問題

次の取引内容に係る輸入貨物の課税価格を計算し、その額をマークしなさい。

  • 1本邦の輸入者M(買手)は、A国の輸出者X(売手)との間において、衣類に係る売買契約を締結し、当該売買契約により当該衣類を輸入する。
  • 2MとXとの間の当該売買契約には、次の事項が規定されている。
  • 単価(CFR価格) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1,200円/枚
  • 契約数量 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5,000枚
  • 売買契約の時期に応じて、次の表のとおり値引きが与えられる旨
    売買契約月値引き率値引き後の単価
    1月~3月10%1,080円/枚
    4月~9月5%1,140円/枚
    10月~12月8%1,104円/枚
  • 3当該売買契約は 2月に締結され、当該衣類5,000枚は 3月にA国のXの工場から本邦のMに向けて発送されたが、A国内での運送が遅延した影響により、 4月に輸入港に到着し、同月に輸入申告を行う。
  • 4当該衣類の製造には、特殊な作業が必要とされている。Mは、当該特殊な作業に係る技術を有する本邦のZに作業員の派遣を委託し、ZからXの工場に派遣された当該作業員が当該衣類の製造に関する当該特殊な作業に従事する。Mは、Zに対し、当該特殊な作業の対価として450,000円、当該作業員の渡航費用として200,000円、当該作業員の滞在費用として150,000円を支払う。
  • 5当該衣類のA国のXの工場から輸入港までの運送に際して必要となる乾燥剤について、Mは、A国のYから当該乾燥剤を38,000円で調達し、Xに無償で提供する。また、Mは、当該乾燥剤について、そのA国内の調達先からXの工場までの運送に要する運賃として6,000円を負担する。
  • 6Mは、当該衣類について、そのA国のXの工場から輸入港までの運送に要する保険料8,000円を保険会社に支払う。また、Mは、自己のために行う当該衣類の販売促進活動に係る費用として67,000円を負担する。
  • 7M、X、Z及びYのいずれの間においても特殊関係はない。

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