過去問統計 01

1. 集計の対象と数え方

1.1 対象試験と出典

第54回(2020年)〜第59回(2025年)の6回分を対象とし、税関公式サイトで公表されている試験問題PDFと「各試験科目における配点及び正答」PDFを一次資料として全問を分類しました。6回とも試験の構成は同一で、1回あたり67問です。

表は横にスクロールできます。

科目 語句選択式 複数選択式 択一式 申告書 計算式
通関業法 5 5 10 20問
関税法等 5 10 15 30問
通関実務 5 5 2 5 17問
計(1回あたり) 10 20 30 2 5 67問

6回分の合計402問がこの統計の母集団です。公式の過去問PDFの所在は次のとおりです(第54〜56回は各年度ページの「試験問題について」から辿れます)。

1.2 「1回の出題」の数え方

出題頻度の統計は、何を1と数えるかを問題カテゴリごとに固定しないと意味を持ちません。同じ「第22類が出た」でも、申告書作成問題で仕入書の品目として分類させるのと、択一式の知識問題の選択肢に登場するのとでは、要求される勉強がまったく違うからです。本統計では次のとおり数えます。

統計 数える単位 補足
申告書作成問題のHS類(§2) 仕入書の品目1つ=1 正答となった申告欄の品目に加え、少額合算で欄に立たなかった品目も、分類判断が必要だった以上1と数える
実務知識問題のHS類(§3) 問×類=1 申告書以外の実務問題で、正誤判断に実質的に関わった類を1問につき各1回数える。単なる例示は数えない
条文別出題傾向(§4) 問×条文=1 1問が複数の条文を主たる根拠とする場合は各条文に1を計上する(同一問内の重複は1回)。条は「第○条」「第○条の○」の粒度で、項・号は区別しない
論点別出題頻度(§5) 問=1 1問につき最も主要な論点1つに分類する

条文と論点の対応付けは、各問の問題文・正答を照合したうえでの当プロジェクトによる分析です(§6.3の注記参照)。申告書作成問題の品目番号は、正答PDFの選択肢番号を問題PDFの選択肢一覧と突き合わせて解決し、申告価格の検算で整合を確認しています。