通関実務解答&解説

問98 解答&解説

  • 1 正しい。委託販売のための輸出入は売買(輸入取引)に該当せず、課税価格の決定の原則(定率法4条1項)は適用できない(4条の2以下による)。
  • 2 誤り。買手による処分・使用の制限があると原則は適用できないが、輸入貨物の販売が認められる地域についての制限、法令により課される制限等は「特別な事情」から除外されており(定率法4条2項1号かっこ書)、これらの制限のみであれば原則を適用できる。
  • 3 正しい。特殊関係があっても取引価格がその影響を受けていないと認められれば原則を適用できる(定率法4条2項4号かっこ書)。
  • 4 正しい。国内販売価格に基づく方法(4条の3第1項)が製造原価に基づく方法(同条2項)に先立つのが原則だが、輸入者の申出(希望)があれば製造原価に基づく方法を優先適用できる。
  • 5 正しい。現実支払価格には、買手による売手の債務の弁済その他の間接的な支払の額が含まれる。