第60回 関税法等 第22問
出典: 第60回(2026年)関税法等 第22問(配点1点)税関 通関士試験
次の記述は、関税定率法第4条第1項に規定する課税価格の決定の原則に基づき輸入貨物の課税価格を計算する場合に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。
- 1輸入貨物が輸入港に到着するまでの運送に要する運賃、保険料、その他当該運送に関連する費用は課税価格に算入することとされ、輸出国における積込み前の一時的保管料は、課税価格に含まないこととされている。
- 2輸入取引に係る契約において、CIF契約により、売手が輸入港までの運賃を負担して船舶により運送されることとされていた輸入貨物が、航空機によって運送された場合には、関税定率法第4条の6第1項(航空運送貨物等に係る課税価格の決定の特例)の規定の適用を受ける場合を除き、その運送方法の変更に伴う費用の額を、その負担者を問わず現実支払価格に加算することとされている。
- 3関税定率法第4条第1項第1号に規定する輸入港までの運賃等は、輸入貨物(同法第4条の6第1項(航空運送貨物等に係る課税価格の決定の特例)に規定する貨物に該当するものを除く。)が、当該輸入貨物の運送契約の成立の時以後に、輸出者又は輸入者の責めに帰し難い理由に起因して当該契約に基づく運送方法及び運送経路により運送できなかったことにより、当該輸入貨物の実際に要した当該輸入港までの運賃等の額が当該輸入貨物の通常必要とされる当該輸入港までの運賃等の額を著しく超えるものである場合には、当該通常必要とされる当該輸入港までの運賃等とすることとされている。
- 4輸入貨物の一部を構成する容器の費用が当該輸入貨物の生産及び輸入取引に関連して、買手により無償で又は値引きをして直接又は間接に提供された物品又は役務に係るものである場合には、当該費用は課税価格に含まれないこととされている。
- 5輸入貨物に係る輸入取引に関し買手により負担される仲介料その他の手数料は、現実支払価格に含まれていない限度において課税価格に算入するが、売手及び買手のために輸入取引の成立のための仲介業務を行う者に対し買手が支払う手数料であるときは、当該手数料は課税価格に算入しないこととされている。